*

長崎県対馬市「オソロシドコロ」

公開日: : 禁足地

九州の長崎県に属する『対馬』にある禁足地オソロシドコロ。

20191004095354

この対馬には「天道信仰」という対馬独自の祭祀から発生した信仰が存在する。

現在ある“天道信仰”の中核をなす伝説は“天道(天童)法師”にまつわる話である。対馬の南部にある豆酘(つつ)という村に一人の娘があり、ある時、太陽の光を浴びて(一説では朝日に向かって用を足したとも)感精して生まれた神童が、のちの天道法師となるという話である。天道法師は仏門に入り、若くして奈良の都で修行を重ねて神通力を得て対馬に戻ったが、時の文武天皇が病に倒れた折に、対馬から飛行して奈良へ赴いて見事に病を治したという。この天道法師が、対馬独自の神である“多久頭魂神”であるとされている。

◆天道法師

あくまで伝説上の人物であるが、天武天皇の御代(673-686)に対馬の豆酘に生まれたとされる(母親については後述)。太陽の子として超人的な能力を発揮して、9才で奈良へ仏門の修行に出る。その後対馬に戻るが、文武天皇の病に際して召し出され、法力で治癒に至る。その功により“宝野上人”の称号を得る。
おそらく天道信仰が神仏習合によって仏教と結びついた後に作られた内容であると推測できるが、天道法師の墓とされる八丁角(通称:オトロシドコロ)が今もなお禁足地として豆酘にある。

オソロシドコロで守らなくてはいけないルール

  • 塩を撒いて清める
  • 転んではいけない
  • 大声を出さない
  • 落し物は拾わない

関連記事

24

禁足地 千葉県『八幡の藪知らず(不知八幡森)』

一度入ったら二度と出られない、必ず祟られる 『八幡の藪知らず(不知八幡森)』 八幡の藪知らず(不知

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑